おとなのグレーゾーン(発達障害)

自閉症スペクトラム障害の検査を大人の発達外来に行って受けましたが、

「おしい! あと4つチェックが入ればアスペルガー障害だったのに」

と言われました。

 

しかし、発達外来で、自閉症スペクトラム障害ではないとか、アスペルガー障害ではないと言われたことで、大丈夫と判断するのは間違いで、”なぜ、大人の発達障害の病院に行こうと思ったか”のほうが重要でした。

 

わたしは、子供時代、小児緘黙に罹っており、自閉症スペクトラム障害のグレーゾーンでもありました。

 

母の話では、3歳まで言葉の遅れもなく、近所の子供と一緒に鬼ごっこなどして相互的に遊んでいましたが、幼稚園の年少クラスに入るためのくじを引いて外れた時から、部屋に閉じこもるようになったそうです。しゃべるようになったのは、小学校4年生からでした。知的な遅れはなかったし、保育園も、小学校も、定型発達の群れの中ですごしました。

 

それは子供の頃の話でしょ? 今は関係ないじゃない。

そう言えたらよかったのですが、診断基準に満たないからという理由で大丈夫でもなかったのです。これからゆっくり時間があるときに、大人のグレーゾーンについて語っていきます。